ThinkPad TrackPoint Keyboard II(KC-1957)を中古で探しているなら、シリアル番号による個体差を知っておくと買い物が変わります。この記事では、実際に2台の個体ラベルを撮影・比較し、製造時期の違いがTrackPointのカーソル速度にどう影響するかを調べた経緯をまとめました。
調査のきっかけ:カーソルの速さが個体によって違う?
同じKC-1957なのに「TrackPointのカーソルが遅い/速い」という声をネットで見かけることがあります。ファームウェアの問題か、製造ロットの差か——それを確かめるために、手元にある2台のラベルを撮影して比較してみました。
2台のラベルを撮影・比較
以下がその2枚の画像です。
ラベルから読み取れる情報
2枚の画像から抽出したデータをまとめます。
- モデル番号:KC-1957(両台共通)
- 定格:3.7V 30mA(両台共通)
- USB充電定格:5V 350mA(両台共通)
- ASM P/N:SD50X49555(両台共通)
- FRU P/N:5D50X49588(両台共通)
- ハードウェアリビジョン:W04(両台共通)
- 製造日(画像1):2022年10月28日
- 製造日(画像2):2021年05月03日
- シリアル番号(画像1):8SSD50X49555KC00198B
- シリアル番号(画像2):8SSD50X49555KC000EJ0
ハードウェアリビジョンは「W04」で統一されており、設計上の違いはありません。ただし、製造時期が約1年5ヶ月異なります。
製造時期の違いと背景
2021年5月製造の個体はコロナ禍によるリモートワーク需要急増・半導体不足の真っ只中に生産されたものです。一方、2022年10月製造はサプライチェーンが安定化してきた時期の製品です。同一リビジョンでも、内部ファームウェアのバージョンやバッテリーセルの製造ロットが微妙に異なる可能性があります。
TrackPointのカーソル速度については、デバイスドライバーで調整できます。Lenovo公式のドライバー(https://support.lenovo.com/accessories/trackpoint_keyboard)を導入することで、感度・速度・スクロール機能を細かくカスタマイズ可能です。中古購入後は必ず導入しましょう。
メルカリで購入するときに確認すべきシリアル番号
メルカリで中古を探す場合、出品画像にラベルが写っていれば以下を確認してください。
- モデル番号がKC-1957であること
- ハードウェアリビジョンがW04であること(最新世代)
- シリアル番号の先頭が8SSD50X49555KCで始まること(正規品の確認)
- 製造日が新しいほど(2022年以降)ファームウェアが最新の可能性が高い
気になる出品があれば、コメント欄で「シリアル番号を教えてください」と聞いてみるのがおすすめです。
メルカリ通知設定の方法(出品されたらすぐ知る)
このキーボードは人気が高く、出品されてもすぐ売れてしまいます。メルカリのアラート(通知)機能を使って、出品されたタイミングで即座にメールが届くように設定しておきましょう。
設定手順:
- 上のボタンから検索結果ページを開く
- 画面上部の「保存した検索条件」または「アラートを受け取る」をタップ
- メールアドレスを登録する(メルカリアカウントのメールアドレスに通知が届く)
- 「TrackPoint Keyboard II」が新たに出品されると通知メールが届く
通知を受け取ったら、まずラベル画像の確認をコメントで依頼し、シリアル番号(8SSD50X49555KC〇〇〇〇〇〇)を教えてもらいましょう。製造日や個体情報を事前に把握できれば、安心して購入判断ができます。
まとめ
- KC-1957の2台は設計・リビジョン(W04)は同一で、製造時期だけが異なる
- TrackPointの速度差はドライバーで調整できるため、まずドライバーを入れてから評価すること
- メルカリで購入する場合はシリアル番号の確認と通知設定が重要
- 製造日が新しいほどファームウェアが最新の可能性が高く、安心感がある