OMEN 35Lの動作がなんだか重い…もっとゲームをサクサク動かしたい!そんな悩みを解決するのがメモリの増設(ぞうせつ)や交換です。この記事では、パソコン初心者の方でも安心してOMEN 35Lのメモリ交換ができるように、写真付き(※実際の写真はありませんが、ガイドの図を基に説明します)で手順を分かりやすく解説します。ゲーミングPCのパワーアップに挑戦してみましょう!
- なんでメモリ交換? OMEN 35Lがもっと快適になる理由
- 【超重要!】メモリ交換前の準備と注意点
- OMEN 35L メモリ交換のステップ解説!
- 【Q&A】メモリ交換でよくある疑問
- まとめ:自信を持ってOMEN 35Lのメモリ交換に挑戦!
なんでメモリ交換? OMEN 35Lがもっと快適になる理由
メモリは、パソコンが作業する時に使う「机の広さ」のようなものです。メモリ容量が大きいほど、たくさんのアプリやゲームを同時に開いたり、重い作業(動画編集など)をスムーズに行えたりします。
メモリ交換・増設のメリット * ゲームが快適に: カクつきが減り、ロード時間が短くなることも! * ながら作業が楽に: ゲームしながら配信を見たり、攻略サイトを開いたりしても重くなりにくい! * 動画編集やデザイン作業がスムーズに: 重いソフトもサクサク動く!
OMEN 35Lは高性能ですが、メモリを増やすことで、さらにその性能を引き出すことができるんです!
💡 これだけ覚えよう!
メモリ交換は、OMEN 35Lをもっと速く、もっと快適にするための効果的なパワーアップ方法!特にゲームや重い作業をする人におすすめです。
【超重要!】メモリ交換前の準備と注意点
自分でパーツ交換をするのは少しドキドキしますよね。でも大丈夫!しっかり準備すれば、初心者でも安全に行えます。
準備するもの
- 新しいメモリ: OMEN 35Lに合うものを選びましょう(後で詳しく説明します)。
- プラスドライバー: ネジを外すのに使います(メモリ交換自体には不要な場合もありますが、パネルを開けるのに必要)。
- 静電気防止手袋(あれば): 静電気はパソコンパーツの大敵!なければ、作業前に金属に触れて体の電気を逃がしましょう。
安全のための最重要注意点【必ず守って!】
警告! 感電や故障を防ぐため、作業前には必ず以下を行ってください!
- パソコンの電源を完全にシャットダウンする: スリープではなく、必ず「シャットダウン」を選びます。
- 電源コードをコンセントから抜く: これが一番大事!コードが繋がっていると、電源オフでも電気が流れていて危険です。
- 30秒以上待つ: コンセントを抜いても、内部に電気が残っていることがあります。少し時間を置いて放電させましょう。(ガイド p.11)
- 金属部分に触れて放電: 作業前に、部屋の金属製のドアノブなどに触れて、体に溜まった静電気を逃がします。(ガイド p.74)
⚠️ 初心者によくある間違い
- 電源コードを抜かずに作業してしまう: 絶対にダメ!感電やパソコンが壊れる原因になります。
- 静電気対策をしない: パチッときたらメモリが壊れるかも!必ず放電しましょう。
- メモリを無理やり挿そうとする: 向きが違うと挿さりません。無理に入れるとスロット(挿す場所)やメモリが壊れます。
OMEN 35Lに合うメモリの選び方
OMEN 35L(このガイドのモデル)に合うメモリは「DDR5 SDRAM」という種類です。ガイドでは「Kingston FURY DDR5-6000」が推奨されていますが、以下の点を確認して選びましょう。
- 規格: DDR5 であること。(他の規格、DDR4などは使えません!)
- 形状: デスクトップ用のDIMM( नोटबुक用のSO-DIMMと間違えないように)。ピンの数は288ピンです。
- 容量 (GB): 今の容量と合わせて、どれくらい増やしたいかで選びます。(例:16GB → 32GBにしたいなら、8GBx2枚 または 16GBx1枚 を追加、または 16GBx2枚に交換)
- 枚数: OMEN 35Lにはメモリスロットが4つあります。2枚組または4枚組で売られているものを選ぶと、性能が安定しやすいです。(特に2枚挿す場合は「DIMM2」と「DIMM4」のスロットを使うのがおすすめ!後で説明します)
重要: メモリには金メッキ(きんめっき)の接触部分があります。もし元々金メッキのメモリが付いていたら、追加するメモリも金メッキのものを選びましょう。違う種類の金属が触れると、サビなどで接触が悪くなる可能性があります。(ガイド p.11)
OMEN 35L メモリ交換のステップ解説!
さあ、いよいよ交換作業です。落ち着いて、一つずつ進めましょう。
(1) パソコンの電源を切り、コードを抜く
- 上の「安全のための最重要注意点」を必ず守ってください!
(2) 左側のアクセスパネルを開ける
- パソコンの左側(正面から見て左)の背面にある2つのつまみネジ(手で回せるネジ)を緩めます。(ガイド p.9)
- ハンドルを持って、パネルを少し後ろに引いてから、持ち上げて外します。(ガイド p.10)
(3) 静電気対策!
- 作業前に、再度、金属部分に触れて放電しましょう。
(4) メモリスロットの場所を確認
- マザーボード(大きな基板)の上に、細長いスロットが4つ並んでいる場所があります。これがメモリスロットです。(ガイド p.11-12 の図を参照)
- スロットの近くに「DIMM1」「DIMM2」「DIMM3」「DIMM4」のように名前が書いてあることが多いです。
- ポイント: もしメモリを2枚だけ使うなら、「DIMM2」と「DIMM4」の組み合わせで挿すのがおすすめです。(性能が良くなるデュアルチャネルという仕組みのため)
(5) 古いメモリを取り外す(交換の場合)
- メモリの両端にある白い(または黒い)ツメ(ラッチ)を外側に「カチッ」と開きます。(ガイド p.12 図(1))
- ツメが開くとメモリが少し浮き上がるので、そのまま真上にゆっくりと引き抜きます。(ガイド p.12 図(2))
- 注意: メモリの金色のギザギザ部分(接点)には、なるべく触らないようにしましょう。
(6) 新しいメモリを取り付ける
- 新しいメモリの切り込み(くぼみ)と、メモリスロットの出っ張り(タブ)の位置を合わせます。メモリは一方向にしか挿さりません。(ガイド p.12 下部の注記)
- 向きが合っていることを確認したら、メモリをスロットにまっすぐ差し込みます。
- メモリの両端を均等な力で、真上からグッと押し込みます。
- 両端のツメ(ラッチ)が自動的に「カチッ」と閉じて、メモリが固定されればOKです。(ガイド p.12 図(2))
- もしツメが閉まらなければ、奥までしっかり挿さっていない可能性があります。もう一度ゆっくり押し込んでみましょう。
(7) アクセスパネルを閉じる
- 開けた時と逆の手順で、パネル下部の溝(みぞ)を合わせてはめ込み、前にスライドさせてから、つまみネジを締めます。(ガイド p.10)
(8) 電源コードを接続し、電源を入れる
- キーボードやマウス、モニターなども接続し直します。
- 電源ボタンを押して起動!
- 注記: メモリ構成が変わると、最初の起動がいつもより少し時間がかかることがあります。焦らず待ちましょう。(ガイド p.13)
- 無事にWindowsが起動したら、タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Escキー同時押し)の「パフォーマンス」タブで、メモリ容量が増えているか確認してみましょう!
👉 実例で理解しよう
例:16GB (8GBx2枚) から 32GB (16GBx2枚) に交換する場合
- PCの電源を切り、コードを抜いて放電。
- 左パネルを開ける。
- DIMM2とDIMM4に刺さっている古い8GBメモリ2枚のラッチを開き、取り外す。
- 新しい16GBメモリ2枚の切り込みとスロットの向きを確認。
- 1枚目をDIMM2に、2枚目をDIMM4に「カチッ」と音がするまでしっかり押し込む。
- パネルを閉じて、コードを繋ぎ、電源を入れる。
- 起動後、タスクマネージャーでメモリが32GBになっているか確認。
【Q&A】メモリ交換でよくある疑問
Q. どのメモリスロットを使えばいいの?
- OMEN 35Lには4つのスロットがあります。
- 2枚挿しの場合: 「DIMM2」と「DIMM4」の組み合わせがおすすめです(性能が出やすい)。
- 4枚挿しの場合: 全てのスロットを使います。 取扱説明書やマザーボード上の記載を確認するのが確実です。
Q. メモリの向きが分からない…
- メモリの下側にある切り込み(くぼみ)を見てください。スロット側にも対応する出っ張りがあります。この位置を合わせれば、正しい向きでしか挿さらないようになっています。無理やり入れようとしないでくださいね!
Q. 交換後、パソコンが起動しない!画面が真っ暗…
- 慌てずに以下の点を確認してみてください。
- メモリはしっかり奥まで挿さっていますか? もう一度、電源を切ってコードを抜き、メモリを挿し直してみましょう。両側のラッチがしっかり閉まっているか確認!
- 接触不良かも? メモリの金色の接点部分を、消しゴムで優しくこすって掃除すると改善することがあります(自己責任でお願いします)。
- メモリの相性問題? まれに、特定のメモリとパソコンの組み合わせでうまく動作しないことがあります。購入したお店に相談するか、別のメモリを試す必要があるかもしれません。
- 元のメモリに戻してみる: 元のメモリに戻して正常に起動するか確認し、問題の原因を切り分けましょう。
まとめ:自信を持ってOMEN 35Lのメモリ交換に挑戦!
OMEN 35Lのメモリ交換は、手順と注意点をしっかり守れば、初心者でも十分可能なカスタムです。
おさらいポイント
- 準備: 正しいメモリ選びと安全対策(特に静電気!)
- 手順: 電源オフ→パネル開け→放電→古いメモリ外し→新しいメモリ取り付け(向きとラッチ確認!)→パネル閉じ→起動確認
- 注意: 無理な力は加えない!接点には触れない!
自分でパソコンをパワーアップできると、愛着もわきますし、何より快適になります!この記事が、あなたのOMEN 35Lメモリ交換の助けになれば嬉しいです。
次はSSD交換やグラフィックボード交換にも挑戦してみる…? OMEN 35LはカスタムしがいのあるゲーミングPCですよ!
(免責事項): この記事は提供されたリファレンスガイドに基づいていますが、実際の作業は自己責任で行ってください。作業による損害について、当ブログは一切の責任を負いかねます。不明な点があれば、必ずPCメーカーのサポートや専門家にご相談ください。