ASRockのマザーボードはやめとけ？ASUSとの関係や評判、事件まで徹底解説！ - 初心者のための簡単な「はてなブログ」と「きりんツール」の作り方

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「自作PCに挑戦したいけど、マザーボードって何を選べばいいの？」「ASRock（アスロック）ってよく聞くけど、評判はどうなの？」「ASUS（エイスース）とはどう違うの？どっちがいい？」

PCの心臓部とも言える「マザーボード」。数あるメーカーの中でも、特にASRockはそのユニークな製品と高いコストパフォーマンスで人気のブランドです。しかし、ネット上では「ASRockはやめとけ」といった不穏な言葉や、「過去に事件があった」という噂も…。

一体、ASRockは信頼できるメーカーなのでしょうか？

ご安心ください！この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するため、ASRockの正体から、最大のライバルASUSとの関係、そして気になるリアルな評判や過去の事件の真相まで、PC初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説します！

そもそもASRockってどこの国？ASUSとの関係は？

まず、ASRockがどんな会社なのか、そしてASUSとどんな関係なのかを見ていきましょう。

ASRockは、2002年に設立された台湾の会社です。主にPCのマザーボードを開発・製造しており、その高い技術力とユニークな製品で、今や世界第3位のマザーボードブランドにまで成長しました。

実はASRock、設立当初はマザーボード業界の巨人「ASUS」の子会社でした。 ASUSの高級ブランドイメージを保ちつつ、より手頃な価格帯の市場を開拓するために、いわば「弟分」として誕生したのがASRockだったのです。

しかし、その後ASUSの組織再編を経て、2010年にはASUSグループから完全に独立。今では親子関係は一切なく、市場でしのぎを削る良きライバルとなっています。日本では、ASUSを抜いてシェア1位を獲得したこともあるほどの実力派です。

ASRockの評判は、まさに「光と影」。絶賛される一方で、手厳しい意見も存在します。

💰 圧倒的なコストパフォーマンス: ASRock最大の魅力は、なんといってもその価格。同じ性能なら他社より安く、同じ価格なら他社より高機能な製品が多く、「コスパ最強」との呼び声が高いです。
🤖 ユニークすぎる「変態マザー」: 昔からASRockは、他のメーカーが絶対に作らないような、個性的で尖った製品を多く生み出してきました。例えば、「異なる世代のCPUソケットを2つ搭載」したり、「合計23個ものUSBポートを搭載」したり…。そんな挑戦的な姿勢が、一部の熱狂的なファンから「変態マザー」という愛称で呼ばれる所以です。

一方で、「ASRockはやめとけ」「カスロック」といった厳しい声があるのも事実です。その背景には、過去の品質問題があります。

昔のASRock製品には、確かに故障率が高いと言われていた時期がありました。その頃のイメージが、今も一部で語り継がれているのです。

そして最近、その評判を揺るがす大きな「事件」が起きました。 2024年から2025年にかけて、AMD社の特定のCPU（Ryzen 9000シリーズ）が、ASRock製マザーボードとの組み合わせで、相次いで故障するという問題が発生したのです。

原因は、ASRockが性能を引き出すために設定した「攻めすぎた」BIOS設定にありました。現在はBIOSのアップデートで問題は解決されていますが、初期対応の遅れなどもあって、多くのユーザーの信頼を損なう結果となりました。

では、最大のライバルであるASUSと比べて、どちらを選ぶべきなのでしょうか？それぞれの特徴を比較してみましょう。

項目	ASRock	ASUS
価格	非常に高いコストパフォーマンス	全体的に高価だが、ブランド力がある
品質・信頼性	近年は大幅に向上したが、過去のイメージや最近の事件で不安視する声も	伝統的に高品質で評価が高いが、最近はASUSもトラブルがないわけではない
機能・設計	個性的で挑戦的な製品が多い	堅実で安定志向。王道を行く製品が多い
BIOS（設定画面）	機能的でシンプルだが、少し無骨な印象	高機能で洗練されているが、初心者には複雑かも
おすすめな人	予算を抑えて高性能なPCを組みたい人	価格よりも安心と信頼を最優先したい人

ASRockがおすすめな人
- とにかくコスパを重視する人
- 最新のBIOS情報を自分でチェックするなど、ある程度のPC知識がある人
- 他の人とは違う、個性的なPCを組みたい人
ASUSがおすすめな人
- 予算に余裕があり、ブランドの安心感を最優先したい人
- PC自作が初めてで、できるだけトラブルを避けたい人
- オーバークロックなど、高度な設定を楽しみたい人